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羅臼岳&斜里岳
2017 / 07 / 17 ( Mon )
6/30(金)~7/2(日)、北海道は羅臼岳&斜里岳に行ってきました!

…とはいえ、計画立案の私メは、長引く咳風邪をひきずったまま、羅臼岳は断念。
なので、羅臼岳は、登頂メンバーに報告してもらうことにして、斜里岳のみ。

羅臼岳は、当初は初日から登山開始して、羅臼平でテント泊、山頂ピストンして下山、の予定でしたが、
「ヒグマの恐怖におびえて山中に泊まるより、日帰りで登ろう」
というメンバーの声を尊重し、初日は知床観光に。

2日目、健康体の3人は、羅臼岳を目指し、咳風邪が抜けきらない私メは、山麓観光ふたたび…。
車の中なかからとはいえ、ヒグマの親子を目撃できたから、まぁいっか。

3日目、のんびり療養したのが幸いし、斜里岳は登れそうな気がする…。
ゆっくりペースなら、咳き込むこともなかろう。

雨予報にも関わらず、薄日が差し、少し青空ものぞく、嬉しい予報外れ。

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奇しくも、斜里岳開山祭の今日。
準備にいそしむ清岳荘の管理人他を尻目に、出発の記念写真。

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林道のどんづまりから、登山道が始まる。

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沢沿いの登山道を辿り、何度か沢の渡渉を繰り返すと、下二股。
ここから、登山靴で楽しめる沢登りの始まり。

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意外とフリクションがきくので、なかなか楽しい♪
そして、沢の中は、涼しい~♪

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ゆっくりペースで体にやさしい登山(笑)。
なので、滝が出るたび、写真も撮ったりして。

RIMG0601.jpg

う~ん。これで空が青かったら、天に続くナメ滝だね。

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これで滝らしい滝は終了。

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上二股。
沢の中には、多少雪渓が残っていた。
ここから先、高山植物が目につくようになる。(花の名前、間違ってたらごめんなさい。)

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ハクサンチドリ。

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シナノキンバイ。
登るときは、薄日が差していたので、開いていた。

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キバナシャクナゲ。

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桜には違いないのだけど…。

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チングルマ。

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エゾツガザクラ。

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ハクサンイチゲ。

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イソツツジ。

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そして、山頂。
かろうじて麓の街と、オホーツクの海岸線は視認できるのだけど、写真では、ちょっと…。
暑くて、虫にたかられるので、一休みして下山開始。

下山は、上二股から新道コースへ。
ガスが出てきて、稜線に出ても真っ白け。
遠く、雷が鳴り響き、雨が降り始める。

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熊見峠にて本降りに。
雨具を着て、泥で滑りやすくなってきた道を、ひたすら下る。

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登山道入り口に戻る。
二つの山を登ったお三方。お疲れ様。

結果的に、風邪がぶり返すことはなかったので、登ったのは間違いではなかったってことかな。
まぁ、でも、山は元気な体で楽しく登れるにこしたことはない…。

この時期の北海道は、気持ちがいい。
来年は、別の山を目指して出かけよう。
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22:39:12 | ハイキング・縦走 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
御坂山地・本社ヶ丸~黒岳縦走(2017.5.20-21)
2017 / 05 / 29 ( Mon )
 このコースは2年越しの懸案で、参加者二人の都合がうまくつき、天気も良さそうで、やっと実現の運びとなった。以下、二人のメモを合体させて報告とする。
 5/20(土)、高尾駅発7:26の小淵沢行きに乗り、笹子駅に8:28着。身支度を整え、笹子駅を8:35出発。快晴だったが、風がなく暑い。甲州街道を30分程西に奥野沢の変電所に向かって歩く。車道には脱皮した蛇の皮が落ちていた。
20170520-01 脱皮した蛇の皮

 変電所の少し上から登山道に入る。登りに出会ったのは2~3パーティーくらいであろうか。以前同じコースを登った時、ゆっくり登ったつもりでも大汗をかいたので、今回はそれ以上にゆっくり登ろうと決めていた。ところが、斜面自体が急なので、右足を出すと次に左足を出さざるを得ない。結局斜面にペースを作られてしまい、時間は予定の倍かかったにもかかわらず、また大汗の巻になった。そんなわけで非常に暑くて喉が渇き、こまめに水分を摂る。清八峠には12:00に着いた。
 峠は7~8名の人で賑わっていた。ザックを下ろし空身で本社ヶ丸の山頂に向かう。とてもザックを担いで本社ヶ丸に登る気力はなかった。岩場もザックがない方が身軽で良い。空身だと足取りは軽くなった。清八峠から5分くらい歩くと富士山がきれいに見えた。そこから時折岩を越えながら30分弱で本社ヶ丸到着。本社ヶ丸の山頂は心地の良いパノラマ展望台で、富士山はもちろんのこと、大菩薩嶺、金峰山~甲武信ヶ岳方面の奥秩父の山々、南アルプスの甲斐駒ヶ岳~白峰三山~聖岳くらいまでの稜線が見えた。景色を楽しみたい人、本社ヶ丸はオススメ‼︎
20170520-08 本社ヶ丸より三ツ峠、富士山

 10分程景色を楽しみ、清八峠に戻る。10人程のパーティーと2回位すれ違う。本社ヶ丸は割と人気の山なのだ。登る時ほとんど人に会わなかったことからすると、きっと皆は笹子駅から時計回りに登っているのだろう。
 峠から今度は西に向かって歩く。ところが、荷物を背負って清八山に登ろうとして愕然。足が前に進まない。喉が渇き、息が切れて、一歩踏み出してはストックで一休みする始末。こんなバテバテ登山は、1985年夏に涸沢にパノラマコースで登った時以来だ。軽い熱中症だったのかもしれない。奥野沢で一か所水が流れているところがあり、そこで顔を洗ったのだが、その時に水も腹一杯飲んでおけばよかった……。
 清八峠から先は、道ははっきりしているのに人が歩いておらず、新御坂峠で1パーティー、御坂山で1パーティーにしか会わなかった。距離は短いものの急な登り坂と平坦を繰り返しながら新御坂峠に向かって歩く。新緑の自然林の中を歩くのは本当に気持ち良く、樹林帯の隙間からときおり見える富士山が素晴らしかった。反面、とにかく暑い。この季節、暑い日は行動食よりもとにかく水が必要なんだと痛感した。
20170520-12 新御坂峠の樹林

 新御坂峠で「ここに荷物を置いて天下茶屋に下り、各種水気を補給してくるというのはどうだろう?」と連れに悪魔の誘惑を囁いたのだが、連れは「いや、僕は我慢します」と毅然と答えた。キリストか、釈迦か?
 御坂山を越える頃には、日が傾いて流石に空気は涼しくなってきた。旧御坂峠には16:20頃到着。今宵は気持ちの良い芝生の上で野宿する。ここは北条氏が御坂城を築いたところで、長い間「幻の城」とされてきたのが、近年古地図が発見されて縄張りが明らかになったのだと、かすれた説明板に書いてあった。近年ていつのことやら。
20170521-05 旧御坂峠・御坂城跡

 夕食は、完全常温の暖かい「麦汁」で乾杯。中国でもここまで暖かいのは出てこなかった。ただしその分味は濃く感じた。怪我の功名というやつですね、金麦さん。17:00を過ぎると風が冷たくなり、寒くなってきた。19:00就寝。夜、「フュアン、フュアン」という鋭い獣の声がした。後で調べるとキツネだった。
 翌朝、4:00に目が覚めて外に出ると、傍らの木にヤマガラが二羽やってきた。コガラ、ヒガラの声も聞こえた。廃屋になっている茶屋を撤去して、こじんまりした二階建ての避難小屋にでもすれば、縦走ハイカーには大いに役に立つし、富士山萌えの外国人ハイカーもやってくるだろうにと思う。
 朝食を済ませ、6:20頃出発。御坂黒岳に向かって歩く。7:05頃黒岳到着。展望台からの富士山が本当に素晴らしかった。河口湖、足和田山、十二ヶ岳なども一望。箱庭を見下ろしている気分になる。
20170521-10 黒岳より富士山、河口湖、足和田山

 大石峠に向かって西側に歩く。主稜線は大半が土の地面で、すいすい歩ける。所々岩も現れるが、危険個所は皆無。数か所、木を伐採した展望台も作られ、少しずつ変わる眺めを楽しめる。御正体山がずんぐり見えるところもあった。
20170521-20 中藤山より御正体山

 新道峠~破風山~中藤山~不逢山と進み、大石峠には9:40頃着いた。峠からの富士山は圧巻で、河口湖の東端から西端までもが見渡せ、気持ちの良い展望台であった。ここも草原で、テント場に良さそう。
20170521-30 大石峠

 10分程の休憩をとり、大石ペンション村に向けて下山する。針葉樹の樹林帯をジグザグ下る。途中の水場は枯れていて、五秒に一滴しずくが垂れるだけ、備え付けのアルミ・カップには落葉と泥が溜っていた。乾ききった林に、ツツドリの声だけが能天気に響いていた。峠を出発して1時間20分くらい歩くと、ペンション村のテニスコートに到着。自販機があり、天然水555ccを一気に飲み干してしまった。昨日から初めて、水を心行くまで飲めた。そこでタクシーを呼び河口湖駅へ向かう。タクシーは30分弱くらい、¥4,000。
 タクシーに乗っていると、山から飛び立ったパラグライダーが,水田の間の空き地に着陸した。運転手さん、「あんなところに降りていいんかなあ?」と首を傾げる。まあ、水田や湖や高速の真ん中に降りるよりましだろう。でも、技術レベルもいろいろの乗り手が、決められた一点にきちんと着陸できるんだろうか? いや、できてるんだろう。
 河口湖駅はさまざまな人種の「YOU」で大混雑。いったいどこへ行くのかと不思議がりつつ、コンビニで買った飲み物・食べ物で乾杯した。
 今回の山行を通してみて感じたこと。御坂山塊は、踏み跡はしっかりしているものの、あまり人が歩いておらず、静かな山歩きが楽しめること。富士山が見たい人にはうってつけ。ブナなどの樹林も美しいし、稜線ははっきりしていていかにも山らしい。ただ、低山なので、興味がある方は初春や晩秋など涼しい時期に歩くのが良いかもしれない。また今回のコースはなぜか笹原が少なく、林床が明るかった。「せっかくだから大石峠から西も歩き、数回に分けて本栖湖まで全縦走したい」という話になった。とはいえ、野宿だと水の準備が大変だし、麓に泊まると主稜線までの登りがえらい。どう攻めたものか…。
10:22:01 | ハイキング・縦走 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
雲取山(鴨沢ピストン)
2017 / 05 / 08 ( Mon )
リベンジ! ~雲取山~

日時:2017年5月4日
場所:奥多摩・雲取山
参加者:T坂(記)
交通手段:JR・西東京バス
天候:雲が多少あるけど晴れ

1月に雲取山に登りましたが、積雪のため時間がかかり、山頂に行けず途中で引き返しました。
今回は、そのリベンジで行って来ました。
今年2017年に2017メートルの雲取山の限定標識に会ってきました。

いつもの6:07 発の高尾行きに乗車し、立川駅、青梅駅とで乗り換え、奥多摩駅に8:12 に奥多摩駅に到着。
恒例に臨時バスに乗り9時過ぎに鴨沢に到着し、さっさと支度をして登山開始。

七ツ石山を越えて少し行くと稜線に出ます。
雲取山1


進行方向左に飛龍山が見えてきます。
雲取山2


今年1月には、このダンスィングツリーの少し手前で引き返しました。
雲取山3


富士山の山頂が見えます。
雲取山4


山頂近くの避難小屋が見えてきました。
雲取山5


途中休憩を取らずに一気に登り、12:35 山頂に到着。
新しくできた東京都の標識が綺麗。
雲取山6


2017年限定の記念標識。
雲取山7


15分ほど休憩して、12:50 下山開始。
奥多摩小屋のテント場には結構な数のテントがあります。
雲取山8

下りも途中休憩無し、走れるところは小走りでどんどん降ります。
15:08 鴨沢バス停に下山完了。
下山後は、トイレの前の水道を利用し、マイ束子で靴の汚れを落とし、バス停の先にある飲食店で生ビールをいただき、40分ほどくつろいで16時のバスに乗ろうとバス停に行ったら結構な乗客の列ができていました。
しかし、これも恒例、奥多摩駅行きのバスは2台来て無事に座ったまま奥多摩駅に着きました。
そのまま「もえぎの湯」に向かいましたが、大混雑でしたが整理券をもらい順番が来るまでじっと待ちます。
30分ほど待ち、やっと入場できました。汗を流し、入浴後の生ビールと山女だったか岩魚だったかの刺身を堪能しながら疲れを癒しました。

13:27:45 | ハイキング・縦走 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お花見けんちんハイク
2017 / 04 / 23 ( Sun )
今日は恒例の北区連盟交流ハイク。
4月は、田端雪稜山岳会主催のお花見けんちんハイクです。

モンテからは、会員8名+家族1の9名が参加しました。
なかなかの盛況ぶりですね~♪

雲もありましたが、のどかな春の交流ハイクには十分な青空。
両毛線大平下駅からの道沿いには八重桜。

RIMG0496.jpg

山道は心地よい新緑のトンネル。

RIMG0497.jpg

山の斜面は芽吹きの緑と山桜の薄紅色でパッチワークのよう。

RIMG0498_トリミング

枝垂桜も残っていました。

RIMG0503.jpg

足元にはサクラソウ、かな?

RIMG0504.jpg


あっ!!
肝心のけんちん汁の写真を撮り忘れました……食べることと、飲むことと、おしゃべりに夢中で…
正統派のけんちん汁、とってもおいしかったです♪
お腹も、気持ちも満たされました。
また来年を楽しみに。


22:05:41 | 連盟交流山行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
滝子山南稜20170415
2017 / 04 / 18 ( Tue )
 初狩あたりから望む滝子山は、山頂の三つのピークが正に漢字の「山」の形をしていて、しかも山麓から標高差1000m余り、ぐいとそそり立っている。まるで、ごつごつした筋肉質の手が大地をわしづかみしているかのようで、すこぶる雄渾な姿である。その筋骨の一つ、山頂のすぐ西から伸びている南稜を登ろうというのが、今回の計画であった。
 ちなみに南稜は、取り付きにある「寂しょう苑」という謎の建物にちなんで「寂しょう尾根」とも呼ばれている。しかしこの「しょう」の字(りっしんべんに「尚」)は機種によっては表示されないかもしれないので、ここでは南稜という呼称で通すことにする。

 828笹子駅着。このあたりはまだ桜が盛りで長閑な眺めだ。10分ほど国道を東に辿り、脇道に入ると稲村大明神の社。それを過ぎた先の吉久保の里から、めざす山頂と南稜が望める。中央やや右のピークが1610mの最高点、右下から左上に伸びるのが南稜である。途中から傾斜を増しているのが分かる。
20170415-01 吉久保より滝子山a
 里を北にゆるゆる登り、中央道を渡ると「さくら公園」。ここからは「満開の花の間(あい)より御山かな」という景色だった。
20170415-02 さくら公園より滝子山a
 この公園、桜は見事だが、水道もトイレも見当たらない。これではキャンプどころか花見の炊事もできない。一年のうち花のない350日は何に使えというのだろう。
 林道は公園の上で川を渡る。その少し先で、道端に「寂しょう苑」のかすれた看板。ここから登山路に入る(913)。ものの数分で半ば廃屋のような寂しょう苑の建物の前に出た。字面から老人ホームかと思っていたのだが、どうも私的な山小屋らしい。登山基地にと建てたものの持て余して、年に一二回しか人が来ない…そんな風に見えた。
 小屋の前から植林地と竹林の中の踏み跡を辿る。2014年2月の大雪の影響か、倒木が多く道が分かりにくいが、ウソ沢に沿う形で右手に登ってゆくのがよい。じきに植林地の中のジグザグの登りになり、高圧線が頭上に見える。
DSC04049a.jpg
 傾斜が緩やかになると、笛駒線第83号鉄塔の下に出る(938-943)。
DSC04051a.jpg
 あたりには早春の花アブラチャンが咲き誇っていた。
20170415-03 滝子山・アブラチャンa
 ここから山腹を巻く林道までは一足投。950林道に出て、斜め右のコンクリート法面の切れ目から尾根に取り付く。いきなりロープが下がっていて何事かと思うが、ロープなしでも問題なく登れる。しばらくはナラ主体の雑木林の中の緩やかな登り。なぜか西風が強く、枯れ木の林がごうごうと鳴る。
DSC04060a.jpg
 次第に足もとに岩が目立ってきた。泥岩などの堆積岩らしいので、おそらく四万十帯の相模湖層群瀬戸層であろう。これは、今から4000万年ほど前の古第三紀始新世あたりに、海溝に沈んだ乱泥流堆積物などが陸側に押し付けられてできた付加体である。順層(地層が進行方向に傾いている)なので、摩擦が効いて登りやすい。
20170415-06 滝子山南稜・新第三紀の付加体堆積岩a
 岩の上は暖かいのか、虫たちが止まって体を温めている。そんな中にエルタテハもいた。冬を越して大分傷んだ翅が健気だ。
20170415-08 滝子山・エルタテハa
 標高1100mを越えたあたりからだったろうか、いつの間にかブナやミズナラの大木が混じってきた。リョウブも目立つから、土壌自体は結構乾燥しているらしい。そんな条件の悪い尾根筋によくも数百年頑張ってきたものである。
DSC04070a.jpg
 と、足もとの岩が白い。これはどう見ても花崗岩類である。勿論大菩薩山系の中心部に花崗岩は広く分布しているから不思議ではないのだが、出現するのがちと早すぎはしないか?? 後でシームレス地質図を見ると、確かに山頂の南に島状に花崗岩類が示してあった。しかし、花崗岩類と堆積岩が接触すると、堆積岩が焼しめられて硬いホルンフェルスができるはずである。ところが今までのところホルンフェルスには出会わなかった。何だか狐につままれたような気持ちだ。
20170415-10 滝子山南稜・深成岩a
 その後のこと、行く手に露岩帯が現れた。さあ、ここからが「上級者向き、危険」と登山地図に書かれている南稜の核心部である。
DSC04078a.jpg
 岩稜は岩稜だが、岩は岩角や亀裂が多く、ざらざらしていて手がかり、足がかりが多い。そもそも周りが樹林帯なので、高度感はさほどなく、木の根や幹も手がかりになるので、ジャングルジムのように登ってゆける。
DSC04080a.jpg
 ひとしきり登ると硬い岩が現れ、イワカガミが一面に広がっていた。この岩こそホルンフェルスだ。
20170415-12 滝子山南稜・ホルンフェルスとイワカガミa
 トラバースするところに一か所鎖があった他、赤ペンキで進路が明示してあり、それに従えば行く手に窮することはない。ただし下りだとペンキ印が見えないので危険度が増すかもしれない。
 いい加減登りつめたところで左に巻く道が現れたので、浜立尾根に合流するのかと早合点したが、岩稜はまだ続いていた。一か所やせた露岩を辿ると(巻道もあるが、岩の上の方が滑落の心配はなさそう)、しばらくぶりに土の道となり、後はのんびり進むと浜立尾根に合流した。1220、予定より20分早かった。
 主稜線の小ピークを越えていったん急下降、滝子山西山頂への鞍部に出る。
DSC04088a.jpg
 そこからまた結構な傾斜の登りがあり、西山頂へ。最高点まではそこからほんの一足だった。1245-1315、曇りの山頂で昼食。滝子山は3回目だが、毎回曇りで富士山を見ることができない。南には、三ツ峠、本社ヶ丸と、今登ってきた南稜。中央の常緑樹のあるあたりが岩稜帯だろう。そこだけ急になっている。
20170415-16 滝子山より鶴ヶ鳥屋山、三ツ峠、本社ヶ丸、御坂黒岳a
 北には小金沢連嶺の大谷ヶ丸、ハマイバ丸、白谷ヶ丸と雁ヶ腹摺山。5月に2度辿ったことのある懐かしい稜線だ。
20170415-18 滝子山より大谷ヶ丸、ハマイバ丸、白谷ヶ丸、雁ヶ腹摺山a
 あいにく雲が分厚くなり、予報通りポツポツ降り出した。ズミ沢コースで下山する。鎮西ヶ池への下りはひどくぬかるみ、しかもその下は氷らしくカチカチの感触があった。林の中にも根雪の残りが見える。ズミ沢上部まで下り、巻き道を辿る。枯れ木に白いサルノコシカケ類がびっしりついていた。
20170415-20 滝子山・キノコa
 このコース、高巻き道から沢筋に下る急斜面が剣呑だった。ざれている上に道に落ち葉が分厚く積もり、それが滑りやすくなっている。しかもつかまる立木があまりないので、滑り出すと止まりそうもない。ストックを突き立てて滑落防止にして冷や冷やしながら下った。
DSC04113a.jpg
 1450、ズミ沢に出て、しばらく沢の右岸を下る。木の橋で左岸に渡るといったん沢筋から離れ、植林地の中の道になった。
DSC04123a.jpg
 1530、道証地蔵の下の橋のたもとに出た。岸の岩は黒々としており、おそらく四万十帯の泥岩だろう。
20170415-22 滝子山・ズミ沢の新第三紀付加体堆積岩a
 沢沿いには、他の花より一足早くハシリドコロが咲いていた。ウィキペディアによれば「ナス科ハシリドコロ属の草本。別名、キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤ。和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから付けられた。アルカロイド類のトロパンアルカロイドを主な毒成分とする有毒植物で、全草に毒があり根茎と根が特に毒性が強い。中毒症状は、嘔吐、下痢、血便、瞳孔散大、めまい、幻覚、異常興奮などを起こし、最悪の場合には死に至る。」
20170415-24 滝子山・ハシリドコロa
 あとは車道を下るだけ。道端にはアブラチャンに似たダンコウバイ。こちらは花の付け根に枝がない。
20170415-26 滝子山・ダンコウバイa
 寄り道した酒蔵・笹一の直売店には、異常にリアルな職人の人形があった。これ、モデルはどこのどなたなんですかね?
20170415-37 笹一のリアル人形a
 とにかく無事に長年の課題を果たして満足。ただし1日で標高差1000mの上下はきつく、駅に着くまでにもう筋肉痛に苦しめられた。
12:04:36 | ハイキング・縦走 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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羅臼岳&斜里岳
2017 / 07 / 17 ( Mon )
6/30(金)~7/2(日)、北海道は羅臼岳&斜里岳に行ってきました!

…とはいえ、計画立案の私メは、長引く咳風邪をひきずったまま、羅臼岳は断念。
なので、羅臼岳は、登頂メンバーに報告してもらうことにして、斜里岳のみ。

羅臼岳は、当初は初日から登山開始して、羅臼平でテント泊、山頂ピストンして下山、の予定でしたが、
「ヒグマの恐怖におびえて山中に泊まるより、日帰りで登ろう」
というメンバーの声を尊重し、初日は知床観光に。

2日目、健康体の3人は、羅臼岳を目指し、咳風邪が抜けきらない私メは、山麓観光ふたたび…。
車の中なかからとはいえ、ヒグマの親子を目撃できたから、まぁいっか。

3日目、のんびり療養したのが幸いし、斜里岳は登れそうな気がする…。
ゆっくりペースなら、咳き込むこともなかろう。

雨予報にも関わらず、薄日が差し、少し青空ものぞく、嬉しい予報外れ。

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奇しくも、斜里岳開山祭の今日。
準備にいそしむ清岳荘の管理人他を尻目に、出発の記念写真。

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林道のどんづまりから、登山道が始まる。

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沢沿いの登山道を辿り、何度か沢の渡渉を繰り返すと、下二股。
ここから、登山靴で楽しめる沢登りの始まり。

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意外とフリクションがきくので、なかなか楽しい♪
そして、沢の中は、涼しい~♪

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ゆっくりペースで体にやさしい登山(笑)。
なので、滝が出るたび、写真も撮ったりして。

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う~ん。これで空が青かったら、天に続くナメ滝だね。

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これで滝らしい滝は終了。

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上二股。
沢の中には、多少雪渓が残っていた。
ここから先、高山植物が目につくようになる。(花の名前、間違ってたらごめんなさい。)

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ハクサンチドリ。

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シナノキンバイ。
登るときは、薄日が差していたので、開いていた。

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キバナシャクナゲ。

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桜には違いないのだけど…。

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チングルマ。

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エゾツガザクラ。

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ハクサンイチゲ。

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イソツツジ。

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そして、山頂。
かろうじて麓の街と、オホーツクの海岸線は視認できるのだけど、写真では、ちょっと…。
暑くて、虫にたかられるので、一休みして下山開始。

下山は、上二股から新道コースへ。
ガスが出てきて、稜線に出ても真っ白け。
遠く、雷が鳴り響き、雨が降り始める。

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熊見峠にて本降りに。
雨具を着て、泥で滑りやすくなってきた道を、ひたすら下る。

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登山道入り口に戻る。
二つの山を登ったお三方。お疲れ様。

結果的に、風邪がぶり返すことはなかったので、登ったのは間違いではなかったってことかな。
まぁ、でも、山は元気な体で楽しく登れるにこしたことはない…。

この時期の北海道は、気持ちがいい。
来年は、別の山を目指して出かけよう。
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御坂山地・本社ヶ丸~黒岳縦走(2017.5.20-21)
2017 / 05 / 29 ( Mon )
 このコースは2年越しの懸案で、参加者二人の都合がうまくつき、天気も良さそうで、やっと実現の運びとなった。以下、二人のメモを合体させて報告とする。
 5/20(土)、高尾駅発7:26の小淵沢行きに乗り、笹子駅に8:28着。身支度を整え、笹子駅を8:35出発。快晴だったが、風がなく暑い。甲州街道を30分程西に奥野沢の変電所に向かって歩く。車道には脱皮した蛇の皮が落ちていた。
20170520-01 脱皮した蛇の皮

 変電所の少し上から登山道に入る。登りに出会ったのは2~3パーティーくらいであろうか。以前同じコースを登った時、ゆっくり登ったつもりでも大汗をかいたので、今回はそれ以上にゆっくり登ろうと決めていた。ところが、斜面自体が急なので、右足を出すと次に左足を出さざるを得ない。結局斜面にペースを作られてしまい、時間は予定の倍かかったにもかかわらず、また大汗の巻になった。そんなわけで非常に暑くて喉が渇き、こまめに水分を摂る。清八峠には12:00に着いた。
 峠は7~8名の人で賑わっていた。ザックを下ろし空身で本社ヶ丸の山頂に向かう。とてもザックを担いで本社ヶ丸に登る気力はなかった。岩場もザックがない方が身軽で良い。空身だと足取りは軽くなった。清八峠から5分くらい歩くと富士山がきれいに見えた。そこから時折岩を越えながら30分弱で本社ヶ丸到着。本社ヶ丸の山頂は心地の良いパノラマ展望台で、富士山はもちろんのこと、大菩薩嶺、金峰山~甲武信ヶ岳方面の奥秩父の山々、南アルプスの甲斐駒ヶ岳~白峰三山~聖岳くらいまでの稜線が見えた。景色を楽しみたい人、本社ヶ丸はオススメ‼︎
20170520-08 本社ヶ丸より三ツ峠、富士山

 10分程景色を楽しみ、清八峠に戻る。10人程のパーティーと2回位すれ違う。本社ヶ丸は割と人気の山なのだ。登る時ほとんど人に会わなかったことからすると、きっと皆は笹子駅から時計回りに登っているのだろう。
 峠から今度は西に向かって歩く。ところが、荷物を背負って清八山に登ろうとして愕然。足が前に進まない。喉が渇き、息が切れて、一歩踏み出してはストックで一休みする始末。こんなバテバテ登山は、1985年夏に涸沢にパノラマコースで登った時以来だ。軽い熱中症だったのかもしれない。奥野沢で一か所水が流れているところがあり、そこで顔を洗ったのだが、その時に水も腹一杯飲んでおけばよかった……。
 清八峠から先は、道ははっきりしているのに人が歩いておらず、新御坂峠で1パーティー、御坂山で1パーティーにしか会わなかった。距離は短いものの急な登り坂と平坦を繰り返しながら新御坂峠に向かって歩く。新緑の自然林の中を歩くのは本当に気持ち良く、樹林帯の隙間からときおり見える富士山が素晴らしかった。反面、とにかく暑い。この季節、暑い日は行動食よりもとにかく水が必要なんだと痛感した。
20170520-12 新御坂峠の樹林

 新御坂峠で「ここに荷物を置いて天下茶屋に下り、各種水気を補給してくるというのはどうだろう?」と連れに悪魔の誘惑を囁いたのだが、連れは「いや、僕は我慢します」と毅然と答えた。キリストか、釈迦か?
 御坂山を越える頃には、日が傾いて流石に空気は涼しくなってきた。旧御坂峠には16:20頃到着。今宵は気持ちの良い芝生の上で野宿する。ここは北条氏が御坂城を築いたところで、長い間「幻の城」とされてきたのが、近年古地図が発見されて縄張りが明らかになったのだと、かすれた説明板に書いてあった。近年ていつのことやら。
20170521-05 旧御坂峠・御坂城跡

 夕食は、完全常温の暖かい「麦汁」で乾杯。中国でもここまで暖かいのは出てこなかった。ただしその分味は濃く感じた。怪我の功名というやつですね、金麦さん。17:00を過ぎると風が冷たくなり、寒くなってきた。19:00就寝。夜、「フュアン、フュアン」という鋭い獣の声がした。後で調べるとキツネだった。
 翌朝、4:00に目が覚めて外に出ると、傍らの木にヤマガラが二羽やってきた。コガラ、ヒガラの声も聞こえた。廃屋になっている茶屋を撤去して、こじんまりした二階建ての避難小屋にでもすれば、縦走ハイカーには大いに役に立つし、富士山萌えの外国人ハイカーもやってくるだろうにと思う。
 朝食を済ませ、6:20頃出発。御坂黒岳に向かって歩く。7:05頃黒岳到着。展望台からの富士山が本当に素晴らしかった。河口湖、足和田山、十二ヶ岳なども一望。箱庭を見下ろしている気分になる。
20170521-10 黒岳より富士山、河口湖、足和田山

 大石峠に向かって西側に歩く。主稜線は大半が土の地面で、すいすい歩ける。所々岩も現れるが、危険個所は皆無。数か所、木を伐採した展望台も作られ、少しずつ変わる眺めを楽しめる。御正体山がずんぐり見えるところもあった。
20170521-20 中藤山より御正体山

 新道峠~破風山~中藤山~不逢山と進み、大石峠には9:40頃着いた。峠からの富士山は圧巻で、河口湖の東端から西端までもが見渡せ、気持ちの良い展望台であった。ここも草原で、テント場に良さそう。
20170521-30 大石峠

 10分程の休憩をとり、大石ペンション村に向けて下山する。針葉樹の樹林帯をジグザグ下る。途中の水場は枯れていて、五秒に一滴しずくが垂れるだけ、備え付けのアルミ・カップには落葉と泥が溜っていた。乾ききった林に、ツツドリの声だけが能天気に響いていた。峠を出発して1時間20分くらい歩くと、ペンション村のテニスコートに到着。自販機があり、天然水555ccを一気に飲み干してしまった。昨日から初めて、水を心行くまで飲めた。そこでタクシーを呼び河口湖駅へ向かう。タクシーは30分弱くらい、¥4,000。
 タクシーに乗っていると、山から飛び立ったパラグライダーが,水田の間の空き地に着陸した。運転手さん、「あんなところに降りていいんかなあ?」と首を傾げる。まあ、水田や湖や高速の真ん中に降りるよりましだろう。でも、技術レベルもいろいろの乗り手が、決められた一点にきちんと着陸できるんだろうか? いや、できてるんだろう。
 河口湖駅はさまざまな人種の「YOU」で大混雑。いったいどこへ行くのかと不思議がりつつ、コンビニで買った飲み物・食べ物で乾杯した。
 今回の山行を通してみて感じたこと。御坂山塊は、踏み跡はしっかりしているものの、あまり人が歩いておらず、静かな山歩きが楽しめること。富士山が見たい人にはうってつけ。ブナなどの樹林も美しいし、稜線ははっきりしていていかにも山らしい。ただ、低山なので、興味がある方は初春や晩秋など涼しい時期に歩くのが良いかもしれない。また今回のコースはなぜか笹原が少なく、林床が明るかった。「せっかくだから大石峠から西も歩き、数回に分けて本栖湖まで全縦走したい」という話になった。とはいえ、野宿だと水の準備が大変だし、麓に泊まると主稜線までの登りがえらい。どう攻めたものか…。
10:22:01 | ハイキング・縦走 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
雲取山(鴨沢ピストン)
2017 / 05 / 08 ( Mon )
リベンジ! ~雲取山~

日時:2017年5月4日
場所:奥多摩・雲取山
参加者:T坂(記)
交通手段:JR・西東京バス
天候:雲が多少あるけど晴れ

1月に雲取山に登りましたが、積雪のため時間がかかり、山頂に行けず途中で引き返しました。
今回は、そのリベンジで行って来ました。
今年2017年に2017メートルの雲取山の限定標識に会ってきました。

いつもの6:07 発の高尾行きに乗車し、立川駅、青梅駅とで乗り換え、奥多摩駅に8:12 に奥多摩駅に到着。
恒例に臨時バスに乗り9時過ぎに鴨沢に到着し、さっさと支度をして登山開始。

七ツ石山を越えて少し行くと稜線に出ます。
雲取山1


進行方向左に飛龍山が見えてきます。
雲取山2


今年1月には、このダンスィングツリーの少し手前で引き返しました。
雲取山3


富士山の山頂が見えます。
雲取山4


山頂近くの避難小屋が見えてきました。
雲取山5


途中休憩を取らずに一気に登り、12:35 山頂に到着。
新しくできた東京都の標識が綺麗。
雲取山6


2017年限定の記念標識。
雲取山7


15分ほど休憩して、12:50 下山開始。
奥多摩小屋のテント場には結構な数のテントがあります。
雲取山8

下りも途中休憩無し、走れるところは小走りでどんどん降ります。
15:08 鴨沢バス停に下山完了。
下山後は、トイレの前の水道を利用し、マイ束子で靴の汚れを落とし、バス停の先にある飲食店で生ビールをいただき、40分ほどくつろいで16時のバスに乗ろうとバス停に行ったら結構な乗客の列ができていました。
しかし、これも恒例、奥多摩駅行きのバスは2台来て無事に座ったまま奥多摩駅に着きました。
そのまま「もえぎの湯」に向かいましたが、大混雑でしたが整理券をもらい順番が来るまでじっと待ちます。
30分ほど待ち、やっと入場できました。汗を流し、入浴後の生ビールと山女だったか岩魚だったかの刺身を堪能しながら疲れを癒しました。

13:27:45 | ハイキング・縦走 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
お花見けんちんハイク
2017 / 04 / 23 ( Sun )
今日は恒例の北区連盟交流ハイク。
4月は、田端雪稜山岳会主催のお花見けんちんハイクです。

モンテからは、会員8名+家族1の9名が参加しました。
なかなかの盛況ぶりですね~♪

雲もありましたが、のどかな春の交流ハイクには十分な青空。
両毛線大平下駅からの道沿いには八重桜。

RIMG0496.jpg

山道は心地よい新緑のトンネル。

RIMG0497.jpg

山の斜面は芽吹きの緑と山桜の薄紅色でパッチワークのよう。

RIMG0498_トリミング

枝垂桜も残っていました。

RIMG0503.jpg

足元にはサクラソウ、かな?

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あっ!!
肝心のけんちん汁の写真を撮り忘れました……食べることと、飲むことと、おしゃべりに夢中で…
正統派のけんちん汁、とってもおいしかったです♪
お腹も、気持ちも満たされました。
また来年を楽しみに。


22:05:41 | 連盟交流山行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
滝子山南稜20170415
2017 / 04 / 18 ( Tue )
 初狩あたりから望む滝子山は、山頂の三つのピークが正に漢字の「山」の形をしていて、しかも山麓から標高差1000m余り、ぐいとそそり立っている。まるで、ごつごつした筋肉質の手が大地をわしづかみしているかのようで、すこぶる雄渾な姿である。その筋骨の一つ、山頂のすぐ西から伸びている南稜を登ろうというのが、今回の計画であった。
 ちなみに南稜は、取り付きにある「寂しょう苑」という謎の建物にちなんで「寂しょう尾根」とも呼ばれている。しかしこの「しょう」の字(りっしんべんに「尚」)は機種によっては表示されないかもしれないので、ここでは南稜という呼称で通すことにする。

 828笹子駅着。このあたりはまだ桜が盛りで長閑な眺めだ。10分ほど国道を東に辿り、脇道に入ると稲村大明神の社。それを過ぎた先の吉久保の里から、めざす山頂と南稜が望める。中央やや右のピークが1610mの最高点、右下から左上に伸びるのが南稜である。途中から傾斜を増しているのが分かる。
20170415-01 吉久保より滝子山a
 里を北にゆるゆる登り、中央道を渡ると「さくら公園」。ここからは「満開の花の間(あい)より御山かな」という景色だった。
20170415-02 さくら公園より滝子山a
 この公園、桜は見事だが、水道もトイレも見当たらない。これではキャンプどころか花見の炊事もできない。一年のうち花のない350日は何に使えというのだろう。
 林道は公園の上で川を渡る。その少し先で、道端に「寂しょう苑」のかすれた看板。ここから登山路に入る(913)。ものの数分で半ば廃屋のような寂しょう苑の建物の前に出た。字面から老人ホームかと思っていたのだが、どうも私的な山小屋らしい。登山基地にと建てたものの持て余して、年に一二回しか人が来ない…そんな風に見えた。
 小屋の前から植林地と竹林の中の踏み跡を辿る。2014年2月の大雪の影響か、倒木が多く道が分かりにくいが、ウソ沢に沿う形で右手に登ってゆくのがよい。じきに植林地の中のジグザグの登りになり、高圧線が頭上に見える。
DSC04049a.jpg
 傾斜が緩やかになると、笛駒線第83号鉄塔の下に出る(938-943)。
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 あたりには早春の花アブラチャンが咲き誇っていた。
20170415-03 滝子山・アブラチャンa
 ここから山腹を巻く林道までは一足投。950林道に出て、斜め右のコンクリート法面の切れ目から尾根に取り付く。いきなりロープが下がっていて何事かと思うが、ロープなしでも問題なく登れる。しばらくはナラ主体の雑木林の中の緩やかな登り。なぜか西風が強く、枯れ木の林がごうごうと鳴る。
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 次第に足もとに岩が目立ってきた。泥岩などの堆積岩らしいので、おそらく四万十帯の相模湖層群瀬戸層であろう。これは、今から4000万年ほど前の古第三紀始新世あたりに、海溝に沈んだ乱泥流堆積物などが陸側に押し付けられてできた付加体である。順層(地層が進行方向に傾いている)なので、摩擦が効いて登りやすい。
20170415-06 滝子山南稜・新第三紀の付加体堆積岩a
 岩の上は暖かいのか、虫たちが止まって体を温めている。そんな中にエルタテハもいた。冬を越して大分傷んだ翅が健気だ。
20170415-08 滝子山・エルタテハa
 標高1100mを越えたあたりからだったろうか、いつの間にかブナやミズナラの大木が混じってきた。リョウブも目立つから、土壌自体は結構乾燥しているらしい。そんな条件の悪い尾根筋によくも数百年頑張ってきたものである。
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 と、足もとの岩が白い。これはどう見ても花崗岩類である。勿論大菩薩山系の中心部に花崗岩は広く分布しているから不思議ではないのだが、出現するのがちと早すぎはしないか?? 後でシームレス地質図を見ると、確かに山頂の南に島状に花崗岩類が示してあった。しかし、花崗岩類と堆積岩が接触すると、堆積岩が焼しめられて硬いホルンフェルスができるはずである。ところが今までのところホルンフェルスには出会わなかった。何だか狐につままれたような気持ちだ。
20170415-10 滝子山南稜・深成岩a
 その後のこと、行く手に露岩帯が現れた。さあ、ここからが「上級者向き、危険」と登山地図に書かれている南稜の核心部である。
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 岩稜は岩稜だが、岩は岩角や亀裂が多く、ざらざらしていて手がかり、足がかりが多い。そもそも周りが樹林帯なので、高度感はさほどなく、木の根や幹も手がかりになるので、ジャングルジムのように登ってゆける。
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 ひとしきり登ると硬い岩が現れ、イワカガミが一面に広がっていた。この岩こそホルンフェルスだ。
20170415-12 滝子山南稜・ホルンフェルスとイワカガミa
 トラバースするところに一か所鎖があった他、赤ペンキで進路が明示してあり、それに従えば行く手に窮することはない。ただし下りだとペンキ印が見えないので危険度が増すかもしれない。
 いい加減登りつめたところで左に巻く道が現れたので、浜立尾根に合流するのかと早合点したが、岩稜はまだ続いていた。一か所やせた露岩を辿ると(巻道もあるが、岩の上の方が滑落の心配はなさそう)、しばらくぶりに土の道となり、後はのんびり進むと浜立尾根に合流した。1220、予定より20分早かった。
 主稜線の小ピークを越えていったん急下降、滝子山西山頂への鞍部に出る。
DSC04088a.jpg
 そこからまた結構な傾斜の登りがあり、西山頂へ。最高点まではそこからほんの一足だった。1245-1315、曇りの山頂で昼食。滝子山は3回目だが、毎回曇りで富士山を見ることができない。南には、三ツ峠、本社ヶ丸と、今登ってきた南稜。中央の常緑樹のあるあたりが岩稜帯だろう。そこだけ急になっている。
20170415-16 滝子山より鶴ヶ鳥屋山、三ツ峠、本社ヶ丸、御坂黒岳a
 北には小金沢連嶺の大谷ヶ丸、ハマイバ丸、白谷ヶ丸と雁ヶ腹摺山。5月に2度辿ったことのある懐かしい稜線だ。
20170415-18 滝子山より大谷ヶ丸、ハマイバ丸、白谷ヶ丸、雁ヶ腹摺山a
 あいにく雲が分厚くなり、予報通りポツポツ降り出した。ズミ沢コースで下山する。鎮西ヶ池への下りはひどくぬかるみ、しかもその下は氷らしくカチカチの感触があった。林の中にも根雪の残りが見える。ズミ沢上部まで下り、巻き道を辿る。枯れ木に白いサルノコシカケ類がびっしりついていた。
20170415-20 滝子山・キノコa
 このコース、高巻き道から沢筋に下る急斜面が剣呑だった。ざれている上に道に落ち葉が分厚く積もり、それが滑りやすくなっている。しかもつかまる立木があまりないので、滑り出すと止まりそうもない。ストックを突き立てて滑落防止にして冷や冷やしながら下った。
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 1450、ズミ沢に出て、しばらく沢の右岸を下る。木の橋で左岸に渡るといったん沢筋から離れ、植林地の中の道になった。
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 1530、道証地蔵の下の橋のたもとに出た。岸の岩は黒々としており、おそらく四万十帯の泥岩だろう。
20170415-22 滝子山・ズミ沢の新第三紀付加体堆積岩a
 沢沿いには、他の花より一足早くハシリドコロが咲いていた。ウィキペディアによれば「ナス科ハシリドコロ属の草本。別名、キチガイイモ、キチガイナスビ、オニヒルグサヤ。和名は、食べると錯乱して走り回ること、また、根茎がトコロ(野老)に似ていることから付けられた。アルカロイド類のトロパンアルカロイドを主な毒成分とする有毒植物で、全草に毒があり根茎と根が特に毒性が強い。中毒症状は、嘔吐、下痢、血便、瞳孔散大、めまい、幻覚、異常興奮などを起こし、最悪の場合には死に至る。」
20170415-24 滝子山・ハシリドコロa
 あとは車道を下るだけ。道端にはアブラチャンに似たダンコウバイ。こちらは花の付け根に枝がない。
20170415-26 滝子山・ダンコウバイa
 寄り道した酒蔵・笹一の直売店には、異常にリアルな職人の人形があった。これ、モデルはどこのどなたなんですかね?
20170415-37 笹一のリアル人形a
 とにかく無事に長年の課題を果たして満足。ただし1日で標高差1000mの上下はきつく、駅に着くまでにもう筋肉痛に苦しめられた。
12:04:36 | ハイキング・縦走 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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