夏休みの沢に出かける前に、どこか行っておかないと・・・と思い、8月4〜5日 和名倉沢へ行ってきました。言い出しっぺの私HKとHS氏は今シーズン初の沢。いきなり泊まりの沢なんて、大丈夫なんだろーか。そんなわけで、足慣らし済みのYY氏とHT氏に重々よろしくお願いをして出発!

<和名倉沢出合>
水量にもよりますが、今回は吊り橋を渡らずに川原から出合へ向かいました。出合は暗〜い感じです。そして最初の滝からいきなり巻き。私めは緊張と沢の暗さから気分もどんより、のスタートでした。

<奥秩父らしい沢の様子>
周囲は緑一色。氷谷出合より手前かな。本日の核心部、「通らず」も「大滝」もまだまだ先。まだまだ元気。

<登れる滝も・・・>
滝の大きさに関係なく、「巻き」が多いのですが、たまにはこんな風に登れる滝も出てきます。

<大滝>
大滝手前の「通らず」は、YY氏のみ突破。3名は素直に巻きました。
「通らず」を越えるとすぐに大滝です。この高巻きが終わると、気分的にぐっと楽になります。
あとは本日のテン場を目指して前進するのみ・・・のはずだったのですが・・・。
当初、遡行図に記載されている上の方のBP適地を目指していたのですが、しっかり見過ごしてしまい、結局3段8m滝と多段12m滝(遡行図では最高グレードのついている滝ですが、もちろん巻きました)の中間に素敵なテン場を発見。本日の行動は終了したのでした。
ちなみに、これ以降も広くはないけれどBP適地はいくつかありました。たいてい焚き火跡が残ってます。

<焚き火>
薪が豊富なので、焚き火も盛大に。大きすぎて全景が写せません・・・。
濡れた服もすっかり乾き、熱すぎてだんだん焚き火から遠ざかる有様でした。

<高巻き中に収穫>
2日目の核心?3段25m滝の高巻き途中で見つけた、ウスヒラタケです。うふ。
遡行図には記載がありませんでしたが、この滝の手前に2段20m?くらいの滝があります。
1段目は左から簡単に越えられますが、2段目は右のガレ沢からの高巻きになります。
これが3段25mと思っていたので、違うとわかったときはすごぉぉぉぉく、がっくりきました。
そのがっくり感はウスヒラタケがなぐさめてくれましたけど。

<緑の絨毯の上を流れ落ちる>
全ての大物滝をクリアしたので、気分も楽になった頃です。
上流へ行くに従って苔の絨毯も厚くなります。
奥の二俣を越えてしばらくすると水も涸れ、沢形も判然としなくなったところ、一ふんばりで和名倉山へ向かう踏み跡にぶつかります。
そのまま辿るものの、すぐに判然としなくなり、あとは方角を確認しつつ、古びた赤テープを拾って山頂を目指します。

<和名倉山山頂>
山頂は樹林に覆われて展望は全くなし。こんな山によく来るなぁ・・・と感心するほど。
とにかく無事山頂を踏めたので、全員でハイタッチ!ひとまずはお疲れ様でした!山頂からの下山道は、くっきりした赤テープが導いてくれます。
しばらくはゆるやかで気持ちのよい道が続くのですが・・・

<二瀬尾根登山道>
将監峠方面への登山道を分けると、苔むした針葉樹林の中を歩きます。
こんな道が麓まで続くのなら天国の下山道なんですが・・・。
この後、ほとんど下らない軌道跡に、その分を取り返そうとでもいうような長い長い下りが続き、最後の最後、二瀬ダムの吊り橋手前で土砂降りの雨に降られ、ヘトヘトになって帰り着いたのでした。